電聖戦:対戦方法、ルール、及び対戦概要
対戦と手合割 対戦と手合割は、以下のように決定いたしました。<2016.3.21>
★第1局:小林光一名誉棋聖 対 darkforest(第9回UEC杯準優勝プログラム)
-手合割:3子
★第2局:小林光一名誉棋聖 対 Zen(第9回UEC杯優勝プログラム)
-手合割:第1局で小林光一名誉棋聖が勝った場合は3子、
第1局でdarkforestが勝った場合は2子
持碁 持碁は上手(白)の勝ちとする。
持ち時間 持ち時間は両者30分とし、切れたら一手30秒とする。
但し、コンピュータ側はコンピュータに手を入力する時間、及びコンピュータの手を盤上に再現する時間は含まないものとする。
対戦ルール 対戦ルールは、
UEC杯のルールに準じるものとする。対局ルールは、
日本囲碁規約に準じるものとする。コンピュータとの対戦による問題が生じた場合は、日本囲碁規約の精神に則り立会人の判断に委ねるものとする。
コンピュータへの入出力
対局が始まってから、対局終了まで、コンピュータへの入力は原則的に手の入力以外は認めない。
トラブル等が生じた場合は、速やかに立会人に申し出て、立ち会いのもと、コンピュータへの操作を行うものとする。
トラブル
[コンピュータへの入出力などの操作者の人為的ミス]
- 操作者の人為的なミスが生じた場合、立会人に速やかに申し出て、判断を仰ぐものとする。
立会人は、持ち時間の消費を止め、事態の確認を行い、局面の復旧に努める。復旧にかかった時間は、消費時間には含めないものとする。
戻した局面の段階での残り時間で対局を再開する。
[何らかの事態でコンピュータが手を返さない、もしくは異常な状態に陥った場合]
- コンピュータに異常が生じたことが判明した場合、操作者は速やかに立会人に申し出て、状況を説明し、復旧に努めるものとする。
- 異常事態の原因がコンピュータ側にある場合、復旧に要した時間はコンピュータ側の消費時間に含めるものとする。
但し、持ち時間が残っていない場合は、立会人の判断により、消費時間に含めない場合もある。
- 異常事態の原因がコンピュータ側にない場合、復旧に要した時間は消費時間には含めない。
- その他、トラブルが生じた場合は、立会人の判断で決定される。
不正の疑い
コンピュータ側に不正の疑いが生じた場合、主催者側は思考ログや対局に使ったマシンを調査する場合がある。コンピュータ側は、3ヶ月以内は可能な限り、対局を再現できる実行ファイルやマシンを保存しておくこと。
コンピュータ側に明確な不正が確認されたときには、対戦結果は修正され、賞の返還が要求される場合がある。
電聖戦運営委員会
運営委員 中村貞吾(九州工業大学)
保木邦仁(電気通信大学)
浅田麻菜(電気通信大学)
仲道隆史(電気通信大学)
立会人 (正)松原 仁(はこだて未来大学)
(副)酒井 猛(日本棋院プロ棋士)
(副)村松正和(電気通信大学)
運営委員長
伊藤毅志(電気通信大学)