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第16回UEC杯コンピュータ囲碁大会

大会目的

大会目的

人間を十分に凌駕したと思われていた囲碁AIにも欠陥な見つかり、囲碁AIが見えていた世界も囲碁という深遠なゲームのほんの一部のローカルミニマムだった可能性が露呈しつつあります。深層学習を用いた囲碁AIは着実に強くなっていた筈でしたが、真理の追求の上では、十分な手法であったかどうか、まだ疑問の余地が残されています。
囲碁AIの進化の途は、まだ五合目にもたどり着いていないのかもしれません。人工知能研究にとっても、囲碁AIはまだまだ様々な問題を呈示し続けてくれるでしょう。本大会は、その先の深遠な世界を覗くスコープとして、発展し続けたいと考えています。
COVID-19も終焉し、2023年から本来の対面の大会に戻し、開発者が一堂に会するイベントになりました。今まで通り、参加者が闊達に交流できるイベントとして、楽しい大会になることを祈念しています。

2024年 4月 6日
実行委員長 伊藤毅志(電気通信大学)