第5回「電聖戦」対局棋士
一力 遼 竜星
平成9年6月10日生。宮城県出身。宋 光復九段門下。
平成22年夏季入段(平成23年度採用)。平成24年二段、25年三段、26年四段、同年七段。
日本棋院東京本院所属

<平成24年>
第7回広島アルミ杯若鯉戦準優勝
<平成25年>
第4回おかげ杯優勝
第8回広島アルミ杯若鯉戦優勝(公式戦初タイトル)
<平成26年>
第39期棋聖戦リーグ入り
☆16歳9ヵ月でのリーグ入りは史上最年少記録。リーグ入りにより七段に昇段
第1回グロービス杯世界囲碁U-20優勝
第5回おかげ杯優勝☆二連覇
第39期新人王戦優勝
<平成27年>
第62回NHK杯準優勝
<平成28年>
第7回おかげ杯優勝
第25期竜星戦で井山裕太棋聖を破りタイトル獲得
第11回広島アルミ杯若鯉戦優勝
第42期天元戦挑戦者
第5回「電聖戦」対局プログラム
第10回UEC杯コンピュータ囲碁大会の以下の2つの優勝・準優勝プログラムが一力遼七段に挑みます。

第10回UEC杯コンピュータ囲碁大会優勝ソフト「绝艺」(第2局登場)
 -Tencent AI Platform Departmentによるプログラム。UEC杯コンピュータ囲碁大会は初出場、初優勝。
  Tencentは、中国のインターネット関連企業、世界最大級のゲーム会社としても有名。プログラムは、
  13名の研究者チームによるAIシステム。ネット上では、UEC杯前からその強さについて、話題になって
  いた。第10回UEC杯では、ネット上のモノよりもさらに改良版で臨み、予選7戦全勝、決勝も4戦全勝
  で完全優勝した。基本的にAlphaGoと同じ、Deep Learningを用いたPolicy NetworkとValue Network
  にモンテカルロ木探索を組み合わせた手法である。

第10回UEC杯コンピュータ囲碁大会準優勝ソフト「DeepZenGo」(第1局登場)
 -Team DeepZenGoによるプログラム。UEC杯コンピュータ囲碁大会はZenとして第3回から参加。過去3回
  (第5回、第7回、第9回)の優勝。最多勝利賞を受賞。2016年3月にDeepZenGoプロジェクトが発表され、
  約1年改良が行われている。技術的には、Deep Learningと用いてPolicy NetworkとValue Networkを構成
  し従来のZenと組み合わせて、強化している。