電聖戦:対戦方法、ルール、及び対戦概要
手合割の決定方法 両対局者の意見を聞き、UEC杯の結果を見て立会人の合議の上、妥当な手合割を決定する。
持碁 持碁は白番(人間側)の勝ちとする。(黒番半目コミ出し)
持ち時間 30分とし、切れたら一手30秒とする。
但し、コンピュータ側はコンピュータに手を入力する時間、及びコンピュータの手を盤上に再現する時間は含まないものとする。
対戦ルール 対戦ルールは、UEC杯のルールに準じるものとする。対局ルールは、日本囲碁規約に準じるものとする。コンピュータとの対戦による問題が生じた場合は、日本囲碁規約の精神に則り立会人の判断に委ねるものとする。
コンピュータへの入出力 対局が始まってから、対局終了まで、コンピュータへの入力は原則的に手の入力以外は認めない。
トラブル等が生じた場合は、速やかに立会人に申し出て、立ち会いのもと、コンピュータへの操作を行うものとする。
トラブル [コンピュータへの入出力などの操作者の人為的ミス]
  • 操作者の人為的なミスが生じた場合、立会人に速やかに申し出て、判断を仰ぐものとする。
    立会人は、持ち時間の消費を止め、事態の確認を行い、局面の復旧に努める。復旧にかかった時間は、消費時間には含めないものとする。 戻した局面の段階での残り時間で対局を再開する。
[何らかの事態でコンピュータが手を返さない、もしくは異常な状態に陥った場合]
  • コンピュータに異常が生じたことが判明した場合、操作者は速やかに立会人に申し出て、状況を説明し、復旧に努めるものとする。
  • 異常事態の原因がコンピュータ側にある場合、復旧に要した時間はコンピュータ側の消費時間に含めるものとする。
    但し、持ち時間が残っていない場合は、立会人の判断により、消費時間に含めない場合もある。
  • 異常事態の原因がコンピュータ側にない場合、復旧に要した時間は消費時間には含めない。
  • その他、トラブルが生じた場合は、立会人の判断で決定される。
不正の疑い コンピュータ側に不正の疑いが生じた場合、主催者側は思考ログや対局に使ったマシンを調査する場合がある。コンピュータ側は、3ヶ月以内は可能な限り、対局を再現できる実行ファイルやマシンを保存しておくこと。
電聖戦運営委員会
運営委員  中村貞吾(九州工業大学)
 保木邦仁(電気通信大学)
 浅田麻菜(電気通信大学)
 仲道隆史(電気通信大学)
立会人  (正)松原 仁(はこだて未来大学)
 (副)王銘エン(日本棋院プロ棋士)
 (副)村松正和(電気通信大学)
運営委員長  伊藤毅志(電気通信大学)