これで書ける!
「コンピュータ囲碁講習会」
主催:コンピュータ囲碁フォーラム、エンターテイメントと認知科学研究ステーション
後援:株式会社 囲碁将棋チャンネル、公益財団法人 日本棋院
【日程】
第0回:2015年7月25日(土)
第1回:2015年8月1日(土)
第2回:2015年8月8日(土)
第3回:2015年9月12日(土)
【新着情報】
★第3回ミニゲーム大会の様子をYouStreamで生中継します。(9月11日:主催者)
★第3回ミニゲーム大会のルール概要はこちらです。(8月11日:主催者)
★第2回講習会(8月8日開催)の動画を公開しました。(8月11日:主催者)
★第1回、第2回講習会の資料をアップロード、及び更新しました。(8月7日:主催者)
★第1回講習会(8月1日開催)の動画を公開しました。(8月5日:主催者)
★第1回講習会の配布資料を公開しました。(8月1日:主催者)
★第0回講習会(7月25日開催)の動画を公開しました。(7月29日:主催者)
★講習会の掲示板を公開しました。
講習会の資料などを随時アップロードしていきます。受講者の皆様、遠方からビデオ
で受講される皆様、以下から、ダウンロードして下さい。(7月25日:主催者)
★電気通信大学広報にご協力いただき、この講習会の模様を、動画配信を行うことが
決まりました。(7月17日:主催者)
−7月25日、8月1日、8月8日の講習会については、講習会の模様を録画して簡単な
編集の後、1週間以内程度を目処にビデオ映像として公開していきます。
−9月12日は、ミニ大会を中心にした内容ですので、リアルタイムで動画を配信する
予定です。(このビデオ映像を御覧頂いた方も、プログラムをお送りいただくと、この
ミニ大会に擬似参加できるようにしたいと考えています。)
※この模様を観ることで、遠方の方でも、ご参加いただいた雰囲気を感じていただける
こと、ご一緒にプログラムを作れることをを期待しております。
当日、現地で配布されるモノなども、こちらでご公開していきます。是非御覧ください。
★たくさんのご応募ありがとうございました!
受講予定人数を上回りましたので、申し込みを打ち切ります。(6月22日:主催者)
【第3回 ミニゲーム大会のルール概要】
−持ち時間は、10分切れ負け。計測は、各自マシンで行います。
−9路盤、中国ルール、コミは6目半とします。
−3コウなど、同形反復は、引き分けとします。
−ノートパソコンを2台並べて、手入力で対戦します。
◯優秀プログラムには、呈賞します!頑張って、改良しましょう!
この講習会の動画を観て、プログラムのみ参加したい人は、9月5日までに、
動作するプログラム(動作方法の説明など詳細)を添えて、こちらにお送りください。
選抜して、当日会場で動作させることを検討します。
オペレーター確保が困難なため、1,2プログラム程度の参加になりそうです。
ご了承下さい。
【配布資料】 随時公開していきます
こちらのページから自由にダウンロードして下さい。
−第1回、2回の事前配布資料(盤面表示するプログラム、サンプルコード)をアップロードしました。(7/17,7/24)
(右クリックして、ダウンロードをお選び下さい) →古いサンプルコードを削除しました。(8/7)
−第0回の講演資料をアップロードしました。(7/25)
−第1回の講演資料をアップロードしました。(8/1)→古い資料を削除しました。(8/7)
−第1回の講演資料をアップデートしました。(8/7)
−第2回の講演資料をアップロードしました。(8/7)
−第1回、2回のサンプルコードをアップデートしました。(8/7)
【GUIソフトダウンロード】
※囲碁プログラム用のGUIとして使える下記のどちらかのソフトをインストールしておいて下さい。
お勧めは高機能なgoguiです。
−Linux, Windows gogui (Java) "java -jar gogui.jar" で起動
−Windows cgfgoban
※講習会の質問用の掲示板は、こちらになります。
⇒受講者は、必ず御覧ください!
(現地参加者だけでなく、ビデオ映像を見ての参加者もどうぞご自由にご利用下さい。
この掲示板は、9月12日ころまでは、オープンにしておく予定です。)
【ビデオ映像配信】 (公開場所が決まったら、以下でお知らせします。)
第0回講習会 (7月25日)
「コンピュータ囲碁(概論編)」 講師:美添一樹さん
講習会のビデオ映像 (7月29日0:00公開)
(動画:1時間31分40秒)
第1回講習会 (8月1日)
講習会のビデオ映像 (8月 5日0:20公開)
(動画:3時間10分28秒)
第2回講習会 (8月8日)
講習会のビデオ映像 (8月11日11:00公開)
(動画:3時間37分14秒)
第3回講習会 (9月12日)
当日の現地の様子生放送(当日公開予定)
高画質でご覧になりたい場合は、こちらの手順で高画質モードに変更して御覧ください。
目的:
最近強くなったと言われているコンピュータ囲碁のプログラムには興味があるけど、
どうやって書いたら良いのかわからない!思考ゲームのAIを書いてみたい、勉強して
みたい!という人のために、この講習会を企画しました。
講習会では、九路盤の囲碁を題材にして、現在多くのコンピュータ囲碁で用いられ、
成功しているモンテカルロアプローチ、特にUCT(Upper Confidence bound for Tree
search)のプログラムを実際に書いていただいて、ミニ大会を行うレベルのプログラム
を書けるまで、実践形式で解説を進めていきます。
参加形態:
「第0回のみ参加」か「(第0回から第3回まで)すべて参加」のいずれかになり
ます。いずれかをお選びください。
参加要件:
参加要件は以下のようになります。但し、「第0回のみ参加」の方は、0)のみ
で結構です。
0)コンピュータ囲碁のプログラムの仕組みに興味があること。
1)コンピュータ囲碁のプログラムを書いてみたいというモティベーションがあること。
(最低限の囲碁のルールを知っていること)
2)C言語に触れたことがあること。
3)C言語の開発環境を備えたノートパソコンを持参できること。
# C言語の開発環境の例:
gcc (Linux), Cygwin + gcc, Visual C++ Express Edition, MinGW, Borland
C++ Compiler 5.5
# 以下のサンプルがコンパイル、実行できることが望ましい
http://www.yss-aya.com/book2011/go1_20150605.zip
※コンピュータ囲碁開発経験の有無は問いません。開発経験のない人でも、理解できる
ように進める予定です。
日程と概要:
第0回:7月25日(土)10:30−12:00 概論編 終了
講師:美添一樹さん
第1回:8月 1日(土)13:00−17:00 実践編1 ルール通りに打つ 終了
講師:山下 宏さん
第2回:8月 8日(土)13:00−17:00 実践編2 UCTアルゴリズムで打つ 終了
講師:山下 宏さん
第3回:9月12日(土)13:00−17:00 おさらいとミニゲーム大会
講師:山下 宏さん
場所:
電気通信大学 西9号館 3階AVホール
参加費:
無料
参加予定人数:
30名程度(但し、第0回のみは、最大50名程度)
参加申し込み方法:
予定人数に達しましたので、参加を打ち切ります。
大勢のお申込みありがとうございます。
お問い合わせ先:
電気通信大学
エンターテイメントと認知科学研究ステーション 代表
コンピュータ囲碁フォーラム 理事
伊藤 毅志
E-mail: uec-ito(あっとまーく)mbc.nifty.com
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講師紹介
山下 宏 氏
<プロフィール>
1995年東北大学工学部卒業
コンピュータ将棋プログラム(YSS、製品名AI将棋)や囲碁プログラム(Aya)を開発
コンピュータ将棋選手権で優勝3回
2015年UEC杯コンピュータ囲碁大会で3位
<受講生の皆さんへひとこと>
囲碁はルールはとっても単純、それでいてとんでもなく奥が深いゲームです。
コンピュータに人間が勝てるほぼ唯一のゲームでもあります。
この深遠な世界にみなさんも少し足を突っ込んでみませんか?!
運の要素のないゲームにサイコロで挑む、その不思議さをぜひ体験してください!
美添一樹氏
<プロフィール>
1998年 東京大学理学部情報科学科卒業
2000年 同大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了
囲碁プログラムFuegoの開発メンバー
主に探索アルゴリズム、並列計算などの研究に従事
博士(情報理工学)
<受講生の皆さんへひとこと>
囲碁はコンピュータにとって難しいゲームでした。
しかし2006年にモンテカルロ木探索が発明され、急激にコンピュータが強くなりました。
なぜ新しい発明が必要だったのか、囲碁は他のゲームと何が違うのか、
モンテカルロ木探索にはどういう性質があるのか、お話しする予定です。
うまく山下さんにバトンタッチできるようにがんばります。
参考となる文献
−コンピュータ囲碁 〜 モンテカルロ法の理論と実践 〜、共立出版(2012)