第23回世界コンピュータ将棋選手権 協賛、協力企業募集

                                        2012年11月28日 公開開始
                                        2013年 1月27日 最終更新
                                                  参考データ追加


 第23回世界コンピュータ将棋選手権実行委員会では、本選手権の趣旨をご理解いただいて、ご協力
いただける協賛企業、協力企業を募集しております。
 「協賛」の金額は、200万円以上から受け付けております。また、10万円以上50万円未満の賛助金、
または、10万円相当以上の物品の寄贈の場合、「協力」とさせていただきます。さらに、10万円未満の
賛助金または10万円未満の物品寄贈の場合、「寄付」とさせていただきます。その他、ご協力いただき
ます形に応じて、「協賛」「協力」「寄付」等の表現は若干変更させていただくことがございますので、ご了
承下さい。

 それぞれに応じて、以下のような協賛メリットをご用意いたしております。なお、メリットに関しましては、
運営上若干の変更が生じる場合がありますが、その場合は、ご応募いただいた方に御連絡申し上げま
す。ご了承下さい。

 協賛のお申し込み時期は、2013年 1月 7日より2013年 4月15日までとさせていただきます。
 事情により協賛等の決定が遅れる場合は、ご一報いただけますと幸いです。
 本件について、ご不明な点ございましたら、以下の問い合わせ先までお問い合わせ下さい。


1)200万円以上の賛助金の場合、「協賛」となります。
  (特典)
  ・公式HP、及び実況HP上で、商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります。
  ・ポスター、プログラム等印刷物に御社の社名及び商標を記載します。
  ・懇親会無料招待券配布について
   (今回は、会場の都合により、懇親会費は無料となりました。ご来場者を事前にお知らせいただ
   ければ、ご入場ご案内致します。)


★特に500万円以上の賛助金をいただいた場合、「冠協賛」とさせていただき、上記の特典の他に
 以下の特典が付きます。
  (特典)
  ・「◯◯杯世界コンピュータ将棋選手権」など、大会に冠名を付ける命名権が与えられます。

2)50万円以上200万円未満の賛助金、または、50万円相当以上の物品の寄贈の場合、「協力」
となります。

  (特典)
  ・公式HP、及び実況HP上で、商標(ロゴ)などのバナーリンクを張ります。
  ・プログラム等の印刷物に御社の社名を記載します。
  ・懇親会無料招待券配布について
   (今回は、会場の都合により、懇親会費は無料となりました。ご来場者を事前にお知らせいただ
   ければ、ご入場ご案内致します。)

3)50万円未満の金銭(一口1万円から)、及び50万円相当以下の物品等の寄贈の場合、「寄付」と
なります。

  (特典)
  ・10口以上の賛助金をご寄付いただいた方には、懇親会も含め、大会会場への入場が自由と
  なります。


<お申し込み方法>

 1.協賛・協力のお申し込み
  -「協賛・協力お申し込み書」「寄付お申し込み書」に必要事項をご記入の上、メールか郵便で
   ご申請下さい。
     メール送付先:csa_ito@mbn.nifty.com
     郵送先:〒182-8585 調布市調布ヶ丘1−5−1 
                    電気通信大学 WCSC23 広報担当 伊藤毅志宛

    → 当方から折り返し、振り込み銀行口座をお知らせします(申込みから1週間程度以内)

   ※企業によって、請求書など特別な手続きが必要となる場合は、その旨ご連絡下さい。
    対応させていただきます。

 2.お振り込み
  -原則として大会前日までに、指定の口座にお振り込み下さい。

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<問い合わせ先>
 ※ご不明な点がございましたら、メールにより何なりとお問い合わせ下さい。

 E-mail: 
  csa_ito@mbn.nifty.com

 担当者:
  WCSC23 広報担当 伊藤毅志
 住所:
  〒182-8585 電気通信大学 情報工学科 
 電話:
  090−8103−5795
 FAX:
  042−443−5370

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 第23回世界コンピュータ将棋選手権開催趣旨

  情報処理の最先端技術を分かりやすく一般の方に示すのは難しい。その中で、人工知能や知識工学の
応用としての思考ゲームは、結果を勝敗で示すことができるので、一般の方にも技術レベルが分かりやすい
分野である。
 チェスに関しては、1950年頃(コンピュータの黎明期)から既に研究が始まっており、1997年に当時の世界
チャンピオンのカスパロフ氏をコンピュータプログラム「ディープブルー」が破ったことで、ゲームになじみ
のない方々にも大変な衝撃を与えた。将棋は、チェスに比べて、「持ち駒」ルールにより探索空間(ある指し
手、それに対する相手の指し手、それに対する指し手、、、のように、手を読み進めていくときの読み手の総数)
が大きく(チェスでは10の120乗、将棋では10の220乗)、一方、囲碁(10の360乗)よりは小さいため、コンピ
ュータチェスに取り組んでいた研究者など外国人を含め多くが研究を行っている。観測可能な宇宙の全原子の
総数が10の80乗とされているので、探索空間の大きさは、それよりはるかに大きい。
 コンピュータ将棋の研究は1974年に始まった。チェスの研究開始から世界チャンピオンを破るまでほぼ50年
かかったので、将棋についても、研究の始まりから数えて50年後の2024年頃までにはプロのトップ棋士に迫る
ものが出てくると予想されていた。
実際、1995年頃アマチュア初段レベルに到達し、その後、2年で1段ずつレベ
ルが上がり、2005年頃にはアマチュア六段(県代表程度)となったと言われている。2010年10月には情報処理
学会の特製プログラム「あから2010」が清水女流王将に勝利を収め、2012年1月の第1回電王戦において、
(故)米長邦雄永世棋聖に対して、第21回世界コンピュータ将棋選手権で優勝した「ボンクラーズ」が勝利を
収めるなど、現在のトッププログラムの実力は男性プロ棋士のレベルになったと言われており、従来の予想より
かなり早まり、まもなくトッププロ棋士のレベルに到達する可能性が出てきた。
 コンピュータ将棋選手権は、1990年に第1回が行われ、その後ほぼ1年に1回行われてきている。2013年
5月には第23回世界コンピュータ将棋選手権が開催される予定である。この選手権は、各参加プログラムの
成果の公表(パフォーマンス)の場としての意義を持ち、これが、研究のための研究ではなく、実用的な面を
明らかにすることで一般の方に情報処理の最先端技術の成果を示すと共に、新しいアルゴリズムの実験の
場として、参加者間の情報交換を行うことによるさらなる情報処理技術の進歩を促す場ともなっている。参加者
が一堂に会する選手権の意義もそこにあると考えている。
 選手権で優秀な成績を収めた開発者には、コンピュータ将棋協会の例会やゲームプログラミングワークショップ
(コンピュータ将棋協会協力)などの発表の場で、情報公開を積極的に促している。これにより、この分野の技術
の向上を促進するとともに、新規参入の参加者が容易に開発できるような支援も行なっている。この積極的な
情報公開の考え方が、コンピュータ将棋の進歩を早めてきたばかりか、情報処理技術の進歩に寄与すると考え
ている。

                                                  2012年 11月
                                                  CSA会長 瀧澤武信


参考データ


2012年 第22回世界コンピュータ将棋選手権 関連ページ、アクセス実績一覧
  ※()内は、2011年の数です。

★中継 トップページ  左側:アクセス数  右側:ユーザ数[ユニークIP数]
  初日   13,788 (5,353)     4,302 (1,535)
 2日目   27,161 (11,261)    6,695 (2,472)
 最終日  28,951 (18,255)    8,166 (5,737)
  翌日    7,883 (1,815)     6,797 (2,189)
 
★中継blog       左側:アクセス数  右側:訪問者数
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  初日    8,379 (3,582)      2,104 (1,335)
 2日目    18,593 (7,747)     3,882 (2,240)
 最終日   25,123 (12,825)    4,941 (2,860)
  翌日    18,113 (2,792)    11,009 (893)
 
★CSAトップページ  アクセス数
  初日    3,546 (1,762)
 2日目    4,709 (2,958)
 最終日    6,921 (5,124)
  翌日    3,521 (1,973)

★Dwangoニコニコ生放送来場者数  *2012.5.14 1:00 現在
 2日目    57,664[コメント:45,720]
 最終日   97,264[コメント:70,272]


【参考】
 2012年1月14日に行われた将棋電王戦「米長邦雄永世棋聖VSボンクラーズ」のニコニコ生放送
ページへの「来場者数(2012/2/29現在)」、「コメント数」は、以下のとおりです。
        375,809[コメント:279,666]